カインド動物病院

お知らせInformation

アクセスはこちら

TOP > お知らせ

【お願い】野良猫の診察について 2025.06.13

〜SFTS(重症熱性血小板減少症候群)の感染リスクから、命を守るために〜

先日、三重県内でSFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染した獣医師が亡くなったという報道がありました。
SFTSはマダニが媒介するウイルスで、野良猫との接触によって人へ感染するリスクがあることが知られています。

ネコ治療した獣医師死亡、マダニ感染症疑い 獣医師会が注意呼びかけ(朝日新聞) – Yahoo!ニュース

スタッフの安全確保のため、今後の診察方針を以下の通り徹底させていただきます。

野良猫を直接連れてこないでください

必ず事前にお電話でご相談ください。

  • 野良猫は感染症、寄生虫、攻撃性のリスクを伴います。

  • 事前の情報共有なく突然来院されると、私たちも適切な準備ができません。

  • 院内には他の動物や飼い主さまもおられます。すべての命を守るため、必ず電話でのご相談をお願いします。

ノミ・ダニ予防をしていない場合は診察をお断りすることがあります

SFTSの主な感染経路であるマダニは、見た目では分からないことも多く、予防をしていない状態で院内に入れることは大変危険です。

  • 特に外から来た猫にノミ・ダニがついている場合、他の動物にも影響します。

  • 当院ではノミ・ダニ予防をされていない動物の診察をお断り、または延期させていただくことがあります。

野良猫を助けたいという気持ちは、私も同じです

野良猫の保護・治療など、
地域の動物を守る活動に協力したい気持ちは、私たちにもあります。

ただ、人の命あっての動物医療です。
助けたい気持ちと同時に、正しい手順と安全確保が必要です。

 命を守るのは、優しさと慎重さです

「かわいそうだから」「見ていられなくて」――その優しさを、どうか正しい形でつないでください。

私たちも命を守るプロとして、皆さまとともに安全に行動していきたいと思っています。
どうかご理解とご協力をお願いいたします。

ページTOPへ戻る

copyright KIND VETERINARY CLINIC All Rights Reserved.