カインド動物病院

症例紹介Case

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症例一覧

Case

フェレット

フェレットの肥満細胞腫

【病態】 フェレットにおける肥満細胞腫はフェレットの体表部腫瘤の20%を占める腫瘍で、比較的多く遭遇する腫瘍といわれています。 挙動は良性で一般的には切除により治癒し、遠隔転移などは少ない……

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ウサギ

ウサギの急性胃拡張

【病態】 一般的にウサギの「うっ滞」と呼ばれる病態は多様な状態を指しますが、腸閉塞に続発して胃拡張を起こす症例は胃の穿孔、破裂などのリスクを伴います。 腸閉塞は主に毛球であることが多いです……

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犬の歯周病

【病態】 国内の3歳以上の犬猫の80%は歯周病をり患しているといわれています。 国内で人気の犬種である小型犬では顎の大きさに比較して、歯の大きさが相対的に大きく歯周病が進行しやすいといわれ……

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ウサギ

ウサギの甲状腺機能亢進症

【病態】 ウサギにおける甲状腺機能亢進症は、甲状腺が過剰にホルモンを分泌することで代謝が異常に活発になる疾患です。症状としては、体重減少、頻繁な飲水と排尿、落ち着きのなさ、さらには心拍数の増加などが……

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犬のチェリーアイ(第三眼瞼腺突出)

【病態】 チェリーアイとは、犬の第三眼瞼にある涙腺が突出することで生じる状態です。この涙腺は通常、目頭の内側に隠れており、涙の分泌を助けています。しかし、腺が突出すると、目頭に赤く腫れた組織が露出し……

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小型哺乳類

モルモットの膀胱結石

【病態】 詳細な原因は不明であるが、日々の診察で遭遇することの多い疾患である。メスは尿路感染症を引き起こしやすく、便秘の子では感染症リスクが高まることが報告されています。 【診断】 ……

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小型哺乳類

小型哺乳類の体表腫瘤

【病態】 小型哺乳類では体表部の腫瘤に気づかれることがしばしばあると思います。 腫瘍の挙動はあまり知られていないものも多く、手術後に再発しやすいとか肺や肝臓に転移しやすいとかそういった報告……

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爬虫類

カメのビタミンA欠乏症

【病態】 ビタミンA欠乏症は乾燥赤虫や乾燥エビ、ハムやソーセージなどビタミンAの乏しい餌を与えられている半水棲ガメに多発します。 幼体に好発し、初期では眼瞼浮腫や掻痒、ハーダー腺や眼瞼の腫……

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小型哺乳類

フクロモモンガの去勢手術

今回は病気ではありませんが、フクロモモンガの去勢手術をご紹介します。 フクロモモンガの去勢手術は望まない繁殖の予防、自傷行動の軽減等を目的として行われることが多いです。 当院では陰嚢摘出に……

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PBFD(オウム類嘴羽病)のインコ

【病態】 PBFDは、オウム科の鳥類に多く見られるサーコウイルスを原因ウイルスとする病気です。 症状として、羽毛の変色・脱落、くちばしの異常成長、免疫力の低下が挙げられます。この病気は、羽……

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爬虫類

トカゲ ダニ寄生

【病態】 ペットショップで生体を購入する際、CB・WCなどの起債がある場合があります。 ワイルド個体といわれる野外採集個体では外部および内部寄生虫が寄生している場合が高率であります。 ……

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デグー

デグーの眼球突出

【病態】 デグーやその他小型哺乳類は頭蓋骨に対して眼窩(眼球が入るくぼみ)が浅く、ちょっとしたことで眼球が飛び出してしまうことが多いです。 皮膚病や外傷で目を気にして掻いているだけでも目が……

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ハリネズミ

ハリネズミの卵巣腫瘍

【病態】 飼育下のハリネズミの33%に生殖器疾患が認められたとの報告があり、皮膚疾患に次いで2番目に多いとされています。 子宮の腫瘍性疾患は多く2歳以上での発生が一般的で、腺肉腫、子宮内膜……

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ウサギ

ウサギの胸腺腫

【病態】 ウサギの縦隔腫瘤は胸腺腫、膿瘍、リンパ腫などが多いが、発生率や好発品種、年齢、性別などは不明な点が多い。 【診断】 無痛性両側性の眼球及び第三眼瞼の突出が症状として認められ……

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ハリネズミ

ハリネズミのヒゼンダニ

【病態】 Caparinia属のキュウセンダニ、Notoedres属、Chorioptes属のヒゼンダニおよびDemodex属のニキビダニが皮内感染するダニとして報告されています。 皮膚糸……

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ミーアキャット

ミーアキャットの去勢手術

今回は病気、というわけではございません。 ミーアキャットさんの去勢手術のお話をさせていただきます。   近年ミーアキャットさんの去勢手術は一般的に広く行われる手術となり、将……

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鳥類

鳥の卵詰まり

【病態】 発情に伴い産卵時に問題が起こることが鳥類では非常に多いです。 発情の段階によっては対応が大きく異なります。 【診断】 身体検査、レントゲン検査、超音波検査にてどういう……

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チンチラ

チンチラの子宮疾患

【病態】 比較的まれな疾患ですが、チンチラの子宮の疾患を時折認める場合があります。 子宮内膜炎、子宮蓄膿症などが一般的には多いようですが、子宮の腫瘍(子宮平滑筋種、子宮繊維腫、子宮血管腫e……

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犬 マラセチア性外耳炎

【病態】 外耳炎は様々な原因で起こることが報告されていますが、アレルギー性疾患、物理的要因などが先行して外耳炎をおこし2次的に細菌感染や、マラセチア(真菌) による外耳炎を起こすといわれて……

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ウサギ

ウサギ 外部寄生虫

【病態】 ウサギの外部寄生虫としてネコノミ(Ctenocephalis felis)、ウサギズツキダニ(Listrophorus gibbus)、ウサギツメダニ(Cheyletiella par……

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犬の外耳炎

【病態】 外耳炎は鼓膜から外側の耳道に発生する炎症性疾患でその発生には多くの因子が関与しています。 原因は物理的要因、外部寄生虫、基礎疾患などに分類されます。        ……

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フェレット

フェレットのインスリノーマ

【病態】 フェレットにおいて最も多く認められる腫瘍であり、遺伝的要因と炭水化物を多く含む食事が示唆されているが、確定はしていません。 【診断】 症状(嗜眠、脱力、流涎、前肢で口を掻く……

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ネコの皮膚炎

【病態】 ネコに発生する皮膚炎には様々な原因が存在し、それぞれ対処法が異なります。 ノミ、食物、蚊によるアレルギー、真菌、疥癬の感染、肥満細胞腫、腫瘍また膀胱炎や便秘などによる違和感や精神……

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ネコの気胸

【病態】 気胸とは、胸腔内に何らかの原因(肺炎、腫瘍、外傷、交通事故etc)によりエアーが貯留している状態を指します。 【診断】 レントゲン検査にて左右どちらの肺にエアーが貯留してい……

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ウサギ

ウサギの不正咬合

【病態】 ウサギの歯は28本ありすべてが常生歯(一生伸び続ける歯)です。鼻の短い種類(ネザーランドドワーフ)やケージをかじる、不適切な食餌、外傷などが原因となると報告されています。 【診断……

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犬の回虫症

【病態】 犬回虫は90日齢未満の幼犬に寄生する5-20㎝の白色から黄白色の線虫です。 胎盤感染、乳汁感染などを起こします。 【診断】 検便によって虫卵の検出で診断される。 ……

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爬虫類

蛇のダニ寄生

【病態】 蛇に寄生するダニとしてヘビダニ(Ophionyssus natricis)が多いと報告されています。また他種のダニの寄生も認められるようです。 機械的に細菌感染症を伝搬することが……

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猫の虱

【病態】 虱(シラミ)は羽をもたない昆虫で、宿主の血液を吸って生活しています。宿主特異性が強く猫の虱が人間にうつることはないと考えられています。 【診断】 被毛の目視による。 ……

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犬のクッシング症候群

【病態】 生体内のコルチゾールが過剰になることで引き起こされる病態です。 犬で一般的によく見られます。 【診断】 多飲多尿、多食、腹囲膨満、脱毛、皮膚菲薄化などの臨床症状を呈す……

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小型哺乳類

ジリスの皮下腫瘤

【病態】 ジリスに限らず体表に癌が発生することがあります。エキゾチックペットでの大規模研究は報告がほとんどなく、発生疫学なども不明であることが多いです。 【診断】 細胞診をして、手術……

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