カインド動物病院

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症例一覧

Case

ウサギ

ウサギのメラノーマ

【病態】 ウサギのメラノーマは、メラニン色素を産生する細胞から発生する悪性腫瘍です。主に皮膚や粘膜に発生し、黒褐色のしこりや斑点として見られることが多いです。発生頻度は比較的稀ですが、成長が早く周囲……

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イヌの膀胱炎

【病態】 イヌの膀胱炎は、膀胱の粘膜や壁に炎症が起こる疾患で、その中でも細菌性膀胱炎が最も一般的です。細菌が尿道から膀胱内に侵入し、感染を引き起こすことが主な原因となります。特に雌犬は尿道が短いため……

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ウサギ

ウサギの精巣腫瘍

【病態】 ウサギの精巣腫瘍は、精巣に発生する腫瘍のことで、主にセルトリ細胞腫や間質細胞腫(ライディッヒ細胞腫)、または悪性の精巣細胞腫などが知られています。高齢のオスウサギで多く見られ、腫瘍が大きく……

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ウサギ

ウサギの鼻涙管閉塞

【病態】 ウサギの鼻涙管閉塞は、鼻涙管という目の涙を鼻腔へ排出する管が何らかの原因で詰まることで起こります。原因としては、慢性的な炎症、歯根の過長や歯の変形による圧迫、外傷、感染症などが挙げられます……

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チンチラ

チンチラのてんかん

【病態】 チンチラのてんかんは、脳の異常な神経活動によって引き起こされる発作性の神経疾患です。原因は遺伝的要因、脳の先天的異常、頭部外傷、中毒、代謝異常、脳炎や腫瘍などさまざまです。発作は突然起こり……

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爬虫類

ヘビの呼吸器疾患

【病態】 ヘビにおける呼吸器疾患は、細菌感染、ウイルス感染、真菌感染、寄生虫感染、飼育環境の不備など、さまざまな原因で発生します。最も一般的なものは細菌性肺炎で、これは温度・湿度の不適切な管理や、ス……

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ハムスター

小型げっ歯類の歯科疾患

【病態】 ウサギ以外の小型げっ歯類も、常生歯を持つ動物が多く、特にモルモットやチンチラでは、歯の不正咬合や歯牙過長による疾患がしばしばみられます。これに対し、ハムスターやラットの奥歯は常生歯ではあり……

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【病態】 猫の口腔内腫瘍は、口の中に発生する腫瘍性疾患で、特に中高齢の猫で多く認められます。発生部位は歯肉、舌、口蓋、顎骨など多岐にわたり、進行することで食欲不振、よだれ、口臭、出血、顔面の腫れなど……

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猫の鼻腔内腫瘍

【病態】 猫の鼻腔腫瘍は、鼻の中や副鼻腔に発生する腫瘍性疾患で、比較的まれではありますが高齢の猫に多くみられます。腫瘍が進行することで鼻腔内の構造が破壊され、慢性的な鼻づまりや鼻出血、くしゃみ、呼吸……

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鳥類

鳥の過発情

【病態】 鳥の過発情とは、通常の繁殖期を超えて長期間または頻繁に発情状態が持続することで、ホルモンの過剰分泌や行動異常、体調不良を引き起こす状態を指します。本来、発情行動は日照時間や温度、栄養状態、……

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ハムスター

ハムスターの切歯過長

【病態】 ハムスターの切歯は一生伸び続ける性質を持つ常生歯であり、通常は日常的な咀嚼や齧る行動によって適切に摩耗され、一定の長さに保たれています。しかし、先天的な咬み合わせの異常や外傷による歯のずれ……

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爬虫類

亀の鼻炎

【病態】 カメの上部気道感染症とは、主に鼻腔や咽頭、気管などの上部気道に炎症を起こす病気で、くしゃみ、鼻水、目やに、呼吸困難などの症状を引き起こします。原因としては細菌感染(特にMycoplasma……

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鳥類

鳥のメガバクテリア症

【病態】 メガバクテリアとは、正式にはMacrorhabdus ornithogasterという菌で、鳥類の主に胃(筋胃と腺胃の接合部)に感染する酵母様真菌です。かつては細菌と誤解されていたため、「……

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イヌの胆嚢粘液嚢腫

【病態】 胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)は、犬の胆嚢内にゼリー状の粘液(ムチン)が過剰に分泌され、胆嚢が拡張・変形してしまう病気です。この状態が進行すると、胆汁の流れが滞り、胆嚢炎や胆管の……

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ウサギ

ウサギの下顎膿瘍

【病態】 ウサギの下顎膿瘍は、主に歯の疾患や外傷などをきっかけとして発生する細菌性の感染症で、下顎の骨周囲に膿がたまる病気です。ウサギは歯が一生伸び続ける動物であり、不正咬合や歯根の異常があると、細……

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フェレット

フェレットの胃内異物

【病態】 フェレットは非常に好奇心が強く、家庭内の小物やおもちゃ、布製品、ゴム製品などをかじって飲み込んでしまうことがあります。こうした異物が胃の中に入ると「胃内異物」となり、消化器の正常な働きを妨……

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ハリネズミ

ハリネズミの口腔内腫瘍

【病態】 ハリネズミの口腔腫瘍は、口の中、特に歯肉や舌、顎の骨に発生する腫瘍性病変で、多くは悪性の傾向が強いとされています。高齢の個体で発生率が高く、特に扁平上皮癌や線維肉腫などの悪性腫瘍がよく見ら……

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猫の慢性腎不全

【病態】 猫の慢性腎不全は、腎臓の機能が徐々に低下し、最終的に腎臓が正常に働かなくなる状態を指します。主に中高齢の猫に多く見られ、原因としては老化や糖尿病、高血圧、甲状腺疾患などが関与しています。腎……

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猫の心筋症

【病態】 猫の心筋症は、心臓の筋肉である心筋が異常をきたし、心臓の収縮機能や拡張機能に障害を引き起こす病気です。最も一般的なタイプは「肥大型心筋症(HCM)」で、心筋が異常に肥厚し、心臓のポンプ機能……

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イヌの僧帽弁閉鎖不全症

【病態】 僧帽弁閉鎖不全症は、心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁がうまく閉じなくなることで、血液が逆流し、心臓に負担がかかってしまう慢性的な心疾患です。特に小型犬や中高齢の犬に多く見られ、キャバリ……

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両生類

ウーパールーパーの転覆症候群

【病態】 ウーパールーパーの転覆症候群とは、水中で体のバランスを保てなくなり、ひっくり返って浮いたままになったり、底に沈んだまま動けなくなったりする状態を指します。この状態は「浮力の異常」によって起……

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猫の猫伝染性腹膜炎(FIP)

【病態】 FIP(猫伝染性腹膜炎)は、猫コロナウイルス(FCoV)によって引き起こされる重篤な感染症です。もともと猫コロナウイルスは多くの猫が保有している比較的一般的なウイルスですが、ごく一部の猫で……

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猫の風邪

【病態】 いわゆる「猫風邪」は、猫に見られる上部気道感染症の総称で、主に猫ヘルペスウイルス(FHV-1)や猫カリシウイルス(FCV)、またクラミジアやマイコプラズマなどの細菌によって引き起こされます……

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爬虫類

ヒョウモントカゲモドキのヘミペニス膿瘍

【病態】 ヘミペニス膿瘍とは、オスのヒョウモントカゲモドキの総排泄腔(クロアカ)内にある左右の交尾器官(ヘミペニス)に膿が溜まり、腫脹や感染を起こす状態を指します。本来、ヘミペニスは交尾時に一時的に……

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ウサギ

ウサギのトレポネーマ症(うさぎ梅毒)

【病態】 ウサギのトレポネーマ症(兎梅毒、スピロヘータ症)は、Treponema paraluiscuniculi というスピロヘータが原因となる細菌感染症です。主に交尾を介して感染しますが、母子感……

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犬の腹腔内陰睾(停留精巣)

【病態】 陰睾(停留精巣)とは、通常陰嚢内に下降するはずの精巣が、腹腔内または鼠径部に留まってしまう疾患です。片側性または両側性に発生し、特にトイプードル、ポメラニアン、チワワなどの小型犬種で発生率……

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小型哺乳類

モルモットの乳腺腫瘍

【病態】 乳腺に発生する腫瘍で、特にオスでも多く見られ、良性と悪性の場合があります。 乳管内に限局し、局所的な腫瘤として認められます。 早期発見が可能なら摘出で治療効果が高い病態です。 ……

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犬の心タンポナーデ

【病態】 犬の右心耳血管肉腫は、右心耳に発生する高悪性度の血管性腫瘍です。 腫瘍は急速に増殖し、心膜内出血や心タンポナーデを引き起こします。 早期発見が難しく、進行すると心機能低下や突然死の危険……

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ネコの鼻咽頭ポリープ

【病態】 猫の鼻咽頭ポリープは、腫瘍性ではなく炎症性の増殖性病変です。主に中耳内の粘膜から発生します。若齢猫に好発し、長期にわたる上部呼吸器感染症や慢性中耳炎の結果として形成されると考えられています……

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爬虫類

カメの卵詰まり

【病態】 カメは多くが卵生の動物で、卵管から卵が排泄できず詰まってしまうことがあります。合併症として卵管がクロアカ(総排泄腔)から脱出してしまうことがあります。 小型のカメであれば用手で整……

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