カインド動物病院

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症例一覧

Case

ハリネズミ

ハリネズミの口腔内腫瘍

【病態】 ハリネズミの口腔腫瘍は、口の中、特に歯肉や舌、顎の骨に発生する腫瘍性病変で、多くは悪性の傾向が強いとされています。高齢の個体で発生率が高く、特に扁平上皮癌や線維肉腫などの悪性腫瘍がよく見ら……

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猫の慢性腎不全

【病態】 猫の慢性腎不全は、腎臓の機能が徐々に低下し、最終的に腎臓が正常に働かなくなる状態を指します。主に中高齢の猫に多く見られ、原因としては老化や糖尿病、高血圧、甲状腺疾患などが関与しています。腎……

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猫の心筋症

【病態】 猫の心筋症は、心臓の筋肉である心筋が異常をきたし、心臓の収縮機能や拡張機能に障害を引き起こす病気です。最も一般的なタイプは「肥大型心筋症(HCM)」で、心筋が異常に肥厚し、心臓のポンプ機能……

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イヌの僧帽弁閉鎖不全症

【病態】 僧帽弁閉鎖不全症は、心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁がうまく閉じなくなることで、血液が逆流し、心臓に負担がかかってしまう慢性的な心疾患です。特に小型犬や中高齢の犬に多く見られ、キャバリ……

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両生類

ウーパールーパーの転覆症候群

【病態】 ウーパールーパーの転覆症候群とは、水中で体のバランスを保てなくなり、ひっくり返って浮いたままになったり、底に沈んだまま動けなくなったりする状態を指します。この状態は「浮力の異常」によって起……

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猫の猫伝染性腹膜炎(FIP)

【病態】 FIP(猫伝染性腹膜炎)は、猫コロナウイルス(FCoV)によって引き起こされる重篤な感染症です。もともと猫コロナウイルスは多くの猫が保有している比較的一般的なウイルスですが、ごく一部の猫で……

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猫の風邪

【病態】 いわゆる「猫風邪」は、猫に見られる上部気道感染症の総称で、主に猫ヘルペスウイルス(FHV-1)や猫カリシウイルス(FCV)、またクラミジアやマイコプラズマなどの細菌によって引き起こされます……

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爬虫類

ヒョウモントカゲモドキのヘミペニス膿瘍

【病態】 ヘミペニス膿瘍とは、オスのヒョウモントカゲモドキの総排泄腔(クロアカ)内にある左右の交尾器官(ヘミペニス)に膿が溜まり、腫脹や感染を起こす状態を指します。本来、ヘミペニスは交尾時に一時的に……

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ウサギ

ウサギのトレポネーマ症(うさぎ梅毒)

【病態】 ウサギのトレポネーマ症(兎梅毒、スピロヘータ症)は、Treponema paraluiscuniculi というスピロヘータが原因となる細菌感染症です。主に交尾を介して感染しますが、母子感……

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犬の腹腔内陰睾(停留精巣)

【病態】 陰睾(停留精巣)とは、通常陰嚢内に下降するはずの精巣が、腹腔内または鼠径部に留まってしまう疾患です。片側性または両側性に発生し、特にトイプードル、ポメラニアン、チワワなどの小型犬種で発生率……

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小型哺乳類

モルモットの乳腺腫瘍

【病態】 乳腺に発生する腫瘍で、特にオスでも多く見られ、良性と悪性の場合があります。 乳管内に限局し、局所的な腫瘤として認められます。 早期発見が可能なら摘出で治療効果が高い病態です。 ……

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犬の心タンポナーデ

【病態】 犬の右心耳血管肉腫は、右心耳に発生する高悪性度の血管性腫瘍です。 腫瘍は急速に増殖し、心膜内出血や心タンポナーデを引き起こします。 早期発見が難しく、進行すると心機能低下や突然死の危険……

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ネコの鼻咽頭ポリープ

【病態】 猫の鼻咽頭ポリープは、腫瘍性ではなく炎症性の増殖性病変です。主に中耳内の粘膜から発生します。若齢猫に好発し、長期にわたる上部呼吸器感染症や慢性中耳炎の結果として形成されると考えられています……

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爬虫類

カメの卵詰まり

【病態】 カメは多くが卵生の動物で、卵管から卵が排泄できず詰まってしまうことがあります。合併症として卵管がクロアカ(総排泄腔)から脱出してしまうことがあります。 小型のカメであれば用手で整……

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ハリネズミ

ハリネズミの子宮疾患

【病態】 ヨツユビハリネズミ(Atelerix albiventris)では未避妊メスの33%に生殖器疾患を認め、すべての疾患の中では9.1%の割合で発生する。これは皮膚疾患に次いで2番目に多い……

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ハムスター

小型哺乳類の眼球突出

【病態】 小型の哺乳類は頭蓋骨の形状により眼球が突出しやすくなっております。(ハリネズミ、デグー、ハムスターetc) 皮膚病などで掻いているうちに自分で目を傷つけてしまうケースもありますし……

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小型哺乳類

モルモットの尿道結石

【病態】 モルモットの尿路や副生殖腺には結石が形成されることがしばしばあります。痛みに弱いモルモットは排尿痛や尿路閉塞から状態を崩し亡くなることもしばしばあります。 全くの無症状という場合……

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フェレット

フェレットの肥満細胞腫

【病態】 フェレットにおける肥満細胞腫はフェレットの体表部腫瘤の20%を占める腫瘍で、比較的多く遭遇する腫瘍といわれています。 挙動は良性で一般的には切除により治癒し、遠隔転移などは少ない……

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ウサギ

ウサギの急性胃拡張

【病態】 一般的にウサギの「うっ滞」と呼ばれる病態は多様な状態を指しますが、腸閉塞に続発して胃拡張を起こす症例は胃の穿孔、破裂などのリスクを伴います。 腸閉塞は主に毛球であることが多いです……

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犬の歯周病

【病態】 国内の3歳以上の犬猫の80%は歯周病をり患しているといわれています。 国内で人気の犬種である小型犬では顎の大きさに比較して、歯の大きさが相対的に大きく歯周病が進行しやすいといわれ……

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ウサギ

ウサギの甲状腺機能亢進症

【病態】 ウサギにおける甲状腺機能亢進症は、甲状腺が過剰にホルモンを分泌することで代謝が異常に活発になる疾患です。症状としては、体重減少、頻繁な飲水と排尿、落ち着きのなさ、さらには心拍数の増加などが……

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犬のチェリーアイ(第三眼瞼腺突出)

【病態】 チェリーアイとは、犬の第三眼瞼にある涙腺が突出することで生じる状態です。この涙腺は通常、目頭の内側に隠れており、涙の分泌を助けています。しかし、腺が突出すると、目頭に赤く腫れた組織が露出し……

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小型哺乳類

モルモットの膀胱結石

【病態】 詳細な原因は不明であるが、日々の診察で遭遇することの多い疾患である。メスは尿路感染症を引き起こしやすく、便秘の子では感染症リスクが高まることが報告されています。 【診断】 ……

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小型哺乳類

小型哺乳類の体表腫瘤

【病態】 小型哺乳類では体表部の腫瘤に気づかれることがしばしばあると思います。 腫瘍の挙動はあまり知られていないものも多く、手術後に再発しやすいとか肺や肝臓に転移しやすいとかそういった報告……

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爬虫類

カメのビタミンA欠乏症

【病態】 ビタミンA欠乏症は乾燥赤虫や乾燥エビ、ハムやソーセージなどビタミンAの乏しい餌を与えられている半水棲ガメに多発します。 幼体に好発し、初期では眼瞼浮腫や掻痒、ハーダー腺や眼瞼の腫……

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小型哺乳類

フクロモモンガの去勢手術

今回は病気ではありませんが、フクロモモンガの去勢手術をご紹介します。 フクロモモンガの去勢手術は望まない繁殖の予防、自傷行動の軽減等を目的として行われることが多いです。 当院では陰嚢摘出に……

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鳥類

PBFD(オウム類嘴羽病)のインコ

【病態】 PBFDは、オウム科の鳥類に多く見られるサーコウイルスを原因ウイルスとする病気です。 症状として、羽毛の変色・脱落、くちばしの異常成長、免疫力の低下が挙げられます。この病気は、羽……

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爬虫類

トカゲ ダニ寄生

【病態】 ペットショップで生体を購入する際、CB・WCなどの起債がある場合があります。 ワイルド個体といわれる野外採集個体では外部および内部寄生虫が寄生している場合が高率であります。 ……

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デグー

デグーの眼球突出

【病態】 デグーやその他小型哺乳類は頭蓋骨に対して眼窩(眼球が入るくぼみ)が浅く、ちょっとしたことで眼球が飛び出してしまうことが多いです。 皮膚病や外傷で目を気にして掻いているだけでも目が……

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ハリネズミ

ハリネズミの卵巣腫瘍

【病態】 飼育下のハリネズミの33%に生殖器疾患が認められたとの報告があり、皮膚疾患に次いで2番目に多いとされています。 子宮の腫瘍性疾患は多く2歳以上での発生が一般的で、腺肉腫、子宮内膜……

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