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【病態】
ウサギの外部寄生虫としてネコノミ(Ctenocephalis felis)、ウサギズツキダニ(Listrophorus gibbus)、ウサギツメダニ(Cheyletiella parasitovorax)、ネコショウセンコウヒゼンダニ(Notoedres cati)、ウサギキュウセンヒゼンダニ(Psoroptes cuniculi)、マダニ(Haemaphysalis leporis-palustrisなど)、ハエウジなどが報告されています。
【診断】
顕微鏡による虫体及び虫卵の検出によって診断します。検出がない場合も皮疹や脱毛の分布により試験的な治療を行うことでも診断される場合があります。
【治療】
セラメクチン製剤を用いることが一般的です。ウサギにはフィプロニル製剤を用いることができないので注意が必要です。
【予後】
定期的な駆虫を行うことで、脱毛・掻痒の改善が期待され、予後は良好な場合が多いです。
症例:7歳の雄ウサギ。1か月前から脱毛と掻痒が認められるとの主訴。
テープストリップにてウサギツメダニを検出。セラメクチン製剤により治療中。
この子の感染経路は不明ですが、ウサギの生息環境から直接感染すると報告されています。
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