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【病態】
ウサギの縦隔腫瘤は胸腺腫、膿瘍、リンパ腫などが多いが、発生率や好発品種、年齢、性別などは不明な点が多い。
【診断】
無痛性両側性の眼球及び第三眼瞼の突出が症状として認められる場合が多い。呼吸促拍、食欲はあるが食べられない、飲み込みずらそうなどの症状がみられることがあり
他に剥離性皮膚炎、溶血性貧血、高カルシウム血症、神経線維肉腫などが腫瘍随伴症候群として認められるようである。
レントゲンおよび胸部超音波検査による縦隔腫瘤の確認、超音波ガイド下針吸引などにより確定診断を行う。
【治療】
ステロイドによる免疫抑制療法が主体ですが、外科手術、放射線照射、抗がん剤による化学療法なども少数報告があります。
【予後】
酸素化や給餌などの必要もありますが、治療を行うことでQOLが改善し、長期生存が見込める場合が多いです。
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