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【病態】
脚気(かっけ)として知られている病気です。
幼若鳥に多く発症する傾向があり、 跛行(びっこ)を引きながら歩いたり、止まり木に止まれず落下してしまうといった様子が見られるようになります。
呼吸促拍なども併発する場合があります。
【診断】
臨床症状(握力、開脚症、呼吸促拍)での判断となる場合が多いです。
【治療】
ビタミンB1の補充が必要になります。主食となるシード類には必須栄養素が不足傾向であるため、パウダーフードやビタミン剤を混ぜて与えることがお勧めです。
ペレットフードの利用も推奨されます。
【予後】
初期のうちであれば生活に支障はありませんが、開脚症などを併発した症例は止まり木に止まれなくなってしまうことが多いです。
写真の子は若齢の男の子で足を引っかけて尾っ子を引いているという主訴で来院されました。
握力の低下、呼吸促拍などの臨床症状から多発性神経炎と仮診断し
ビタミン剤の補充を行いました。2週間後には日常生活を送るに問題ないレベルまで症状は消失しました。
同様の症状でお困りの方は是非ご相談ください。
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