カインド動物病院

症例紹介Case

アクセスはこちら

TOP > 症例紹介

モルモットの膀胱結石 2024.07.20

【病態】

詳細な原因は不明であるが、日々の診察で遭遇することの多い疾患である。メスは尿路感染症を引き起こしやすく、便秘の子では感染症リスクが高まることが報告されています。

【診断】

レントゲン検査にて結石の位置、サイズ、個数を容易に確認することができる。血液検査や腹部エコー検査で腎臓にどの程度の障害が発生しているかの確認が必要となります。

【治療】

結石が大きく自然排出が期待できない場合や、尿管閉塞を起こしているケース、性能船内結石、排尿痛があるケースでは積極的に外科手術で結石の除去が必要となります。

自然排泄されるケースもありますので、疼痛管理や栄養補助などの支持療法を行う場合もあります。

【予後】

再発するケースが多く、定期検査が必要となります。

合併症として腎疾患を併発するケースは予後が良くない場合もあります。また術後長期間にわたって強制給餌が必要になるケースがあります。

 

この子は陰茎に結石が詰まっているということで他院からご紹介いただきました。

尿道の結石を一時的に膀胱に戻し、膀胱切開ですべての結石を除去しました。

 

 

«  

ページTOPへ戻る

copyright KIND VETERINARY CLINIC All Rights Reserved.