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【病態】
現在犬、猫では様々な種類の尿石が報告されています。
オス猫では尿路が細く、尿石の閉塞による急性腎不全が緊急対応が必要となります。
【診断】
尿路のどこに結石が存在するかで診断の方法は異なりますが、一般的にはレントゲン検査、腹部超音波検査、尿検査が主に選択されます。
【治療】
結石の種類により治療は異なりますが、食事による結石溶解が選択される場合が多いです。食事は一時的ではなく続けることが必要となります。
結石の大きさによっては外科手術で膀胱切開により摘出が必要になる場合もあります。
【予後】
一般的には良好であることが多いですが、予防が肝要です。
紹介する子はおしっこするときに陰茎をなめている、排尿姿勢をとるが排尿がないという主訴で来院されました。
導尿を行い、食事の変更を行いました。導尿した尿の中にストルバイトという以下の写真の尿石が多数観察されました。
現在は排尿痛も認めず、食事を継続して食べております。
この病気、冬に多いです。飲水量の低下などが原因であることが多いです。
尿路の閉塞は緊急事態ですので、上記の症状がみられる場合は早めに連絡くださいますようお願いします。
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