TOP > 症例紹介
【病態】
飼育下のトカゲにおいては誤飲は飼育に使用する床材を摂取することで起こることが多い。
検査での確定診断が難しいことがあり、飼い主様よりの情報も非常に大切です。
【診断】
触診、レントゲン検査、超音波検査にて消化管内の異物を探査する。
石や砂、砂利は簡単にレントゲン検査で確認可能ですが、植物質の床材や木の枝などは診断困難です。
【治療】
一般状態良好で排便もある症例では内科療法が選択されますが、腹囲膨満、食欲不振などを呈した症例は外科的に異物を摘出する手術が必要になります。
【予後】
経過が長く全身状態が悪い症例は予後が悪いが、早期の摘出で予後が良好であることが多い。
紹介するのは3歳例雄のヒョウモントカゲモドキです。
おなかが張って排便しないという主訴で来院されました。
早期の手術を希望されたため、試験開腹を実施。摘出されたのは床材のクルミのチップでした。
当院では爬虫類の外科処置も行っております。お困りの方はご相談ください。
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