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【病態】
フェレットにおける肥満細胞腫はフェレットの体表部腫瘤の20%を占める腫瘍で、比較的多く遭遇する腫瘍といわれています。
挙動は良性で一般的には切除により治癒し、遠隔転移などは少ないといわれています。出血や掻痒によりQOLが低下することが問題となります。
【診断】
皮膚にできた腫瘤の細胞診検査により診断ができます。
遠隔転移の有無や、合併症の有無を確認し切除することで病理検査に提出することができます。
【治療】
外科切除が一般的ですが、高齢や合併症により手術が難しいケースでは内服薬や外用薬で治療することもあります。
内服薬や外用薬では腫瘤はなくなることはありませんが、多少の縮小は見込めます。
【予後】
切除後は良好で再発も少ないですが、フェレットは肥満細胞腫の発生が多く、2度3度と新たな肥満細胞腫ができることが多いように感じます。
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