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【病態】
小型哺乳類では体表部の腫瘤に気づかれることがしばしばあると思います。
腫瘍の挙動はあまり知られていないものも多く、手術後に再発しやすいとか肺や肝臓に転移しやすいとかそういった報告は少ないのが現状です。
【診断】
細胞診ののち、手術で腫瘤を切除して病理検査に提出することで確定診断となります。
腫瘍のステージングのためにレントゲン検査や血液検査を行いますが、小型哺乳類では沈静下でないと処置できない場合が多いです。
【治療】
切除することが治療になります。
病理検査の結果を踏まえて、補助療法が必要になる場合があります。
【予後】
良好なものから不良なものまで様々です。
上記の子は1歳6か月のスナネズミです。脇の腫瘤に気が付かれて来院されました。
切除した腫瘤は確定診断には至りませんでしたが、人や犬の繊維組織球性結節という病変に類似するもののようでした。
当院では小型哺乳類の体表腫瘤切除も行っております。
お困りの方はご相談ください。
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