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モルモットの乳腺腫瘍 2025.03.21

【病態】
乳腺に発生する腫瘍で、特にオスでも多く見られ、良性と悪性の場合があります。

乳管内に限局し、局所的な腫瘤として認められます。

早期発見が可能なら摘出で治療効果が高い病態です。

【診断】
視診・触診で乳頭周辺のしこりを確認します。

画像診断(超音波、X線)や細胞診で評価し、最終診断は病理組織検査により良性・悪性を確定します。

【治療】
良性の場合、全摘出手術により腫瘍を除去します。

全身麻酔下で摘出し、周囲組織の状態も評価します。

手術後は再発防止のため、定期的なレントゲン検査を実施します。

【予後】
良性の乳腺腫瘍は摘出後、予後は良好とされています。

再発のリスクは低いものの、継続的な経過観察が必要です。

早期発見・早期治療が長期生存の鍵となります。

 

【症例】

6歳、イングリッシュモルモット、メス

他院で乳腺部の腫瘤を指摘されて来院したモルモットさんです。

この子は高齢だったため手術は希望されなかったため、腫瘤の液体吸引を定期的に行っていましたが、観察中に腫瘤が自壊してしまいました。

 

モルモットの乳腺腫瘍でお困りの際は当院にご相談ください。

 

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