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【病態】
鳥の腸閉塞は、消化管の内容物の通過が障害される状態を指し、異物摂取、腫瘍、炎症、寄生虫、卵詰まりに伴う圧迫などが原因となります。特にケージ内の異物や繊維状物質の摂取によって発生することが多く、消化管内で停滞した内容物が閉塞を引き起こします。閉塞が持続すると腸管の拡張や血流障害が生じ、重症例では壊死や穿孔に至ることがあります。
症状としては、食欲低下、嘔吐や吐出、排便量の減少または消失、腹部膨満、元気消失などがみられます。進行すると全身状態が急速に悪化し、緊急対応が必要となります。
【診断】
診断は臨床症状と画像検査をもとに行います。X線検査では消化管内のガス貯留や拡張が確認され、閉塞部位の推定に役立ちます。造影検査を行うことで通過障害の程度をより明確に評価できます。超音波検査は腸管の動きや内容物の状態を確認するのに有用です。原因となる異物や腫瘤の有無を総合的に判断します。
【治療】
軽度で完全閉塞でない場合には、輸液療法や消化管運動を促す治療を行いながら経過を観察することがあります。しかし、完全閉塞や症状の進行がみられる場合には、外科的に閉塞原因を除去する必要があります。異物が原因の場合には摘出を行い、腸管の状態に応じて修復処置を行います。
【予後】
早期に診断し適切な治療を行った場合には回復が期待できますが、診断が遅れ腸管壊死や穿孔を伴う場合には予後は不良となります。再発防止のためには、異物摂取を防ぐ飼育環境の見直しと日常的な観察が重要です。
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